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昨年度の「実践!認知症ケア研修会」の様子

ご利用者本人に目を向けたケアの実践で認知症ケアの質をグーンと高める!『実践!認知症ケア研修会2014』

2014年2月28日 9時00分 日本通所ケア研究会
日本通所ケア研究会は、昨年度に引き続き、認知症ケアに必要な視点と新しいアプローチを参加体験型の実践形式で学ぶ『実践!認知症ケア研修会2014』を横浜・大阪で開催いたします。参加者は昨年度と同様に370名程度を予定しています。

認知症ケアの現場では、BPSDなどの症状により「危機」が発生してからの「事後的な対応」に目がいきがちですが、これからの認知症ケアでは、「医療・介護サービスの円滑な連携」「認知症にふさわしい介護サービスの整備」「家族支援の強化」「認知症対応力の向上」「人材の育成」など認知症の状態に応じた適切なサービスの提供【総合的な認知症ケア能力】が求められていきます。

上記背景を踏まえ、認知症ケアの本質の理解と新しい視点、利用者の尊厳保持に目を向けることの再確認を目的にこの研修を開催いたします。

3回目を迎える今回の研修会では、これからの認知症ケアの現場に必要な「行動分析の視点」「多職種連携で行うターミナルケア」「効果的な認知症ケアを提供するためのスタッフ教育」「軽~中重度認知症の方の残存能力を奪わないケア」「現場ですぐに実践できる認知症ケアの工夫」に焦点を当てた12のプログラムの中から自由に参加したい分科会を選択していただけます。

【開催日】
(横浜会場)2014年3月23日(日)10:00~17:00
(大阪会場)2014年4月19日(土)10:00~17:00

【参加費】
10,000円(税・資料代込み)

【開催場所】
(横浜会場)ウィリング横浜(神奈川県横浜市港南区上大岡西1-6-1)
(大阪会場)ATCホール(大阪府大阪市住之江区南港北2-1-10)

【プログラム】
■認知症の人の行動の意味が分かる!BPSDの軽減とターミナルケア
「行動分析に基づく認知症の方へのアプローチ(1)~食事場面で起こるBPSDへの対応~」
「行動分析に基づく認知症の方へのアプローチ(2)~入浴・排泄場面で起こるBPSDへの対応~」
「認知症の方へのターミナルケア」

■アセスメント前から始めるワンランク上の認知症ケア
「認知症の方へ適切な介護を提供するために必要な能力(1)~アセスメントの前に行う思考転換とは~」
「認知症の方へ適切な介護を提供するために必要な能力(2)~介護拒否、抑うつ傾向の方へのアプローチと心身機能低下を防ぐ工夫~」
「認知症の方へ適切な介護を提供するために必要な能力(3)~認知症ケアの習熟度に合わせたスタッフ教育~」

■認知症の人のニーズを読み解く力!本人に目を向けたケア
「認知症初期~中度の方へのコミュニケーションの取り方」
「認知症初期~中度の方へ提供するプログラム~レク・活動の工夫について~」
「介護場面で起こる認知症初期~中度の方の拒否への対応」

■認知症の方の力を発揮する!残存能力を生かすケア
「BPSDへのアプローチ~PACEP理論~」
「高次脳機能障害と認知症ケア」
「認知症の方への転倒予防プログラム」

【講師】
高橋恵子(有限会社せせらぎ代表取締役)
山口喜樹(認知症介護研究・研修大府センター研修指導主幹)
中嶋健児(小規模多機能型居宅介護デイハウスあがりみち管理者)
妹尾弘幸(株式会社QOLサービス代表取締役)

【備考】
・本研修は日本認知症ケア学会単位認定講座です。(認知症ケア専門士単位:2単位)
・参加者の皆さまには、認知症ケアに役立つ書籍をプレゼントいたします。

■詳細・申し込み方法について
下記公式ホームページより
http://www.tsuusho.com/ninchisyokea/

■お問い合わせ
日本通所ケア研究会事務局
担当:小川
〒721-0902 広島県福山市春日町浦上1205
TEL:084-971-6686
FAX:084-948-0641

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