welfare-net21名誉会員 故 高橋邦彰氏を偲んで

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 あまりにも若くして亡くなった彼の死を悼む声は、今でもあっちこっちから聞こえてきます。私たちwelfare-net21は、彼の業績に報いるために、wel.ne.jpの協力を得て新しいサイトを公開します。

 そして、welfare-net21の新しい幕開けを宣言します。

 これを機に、welfare-net21の歴史を少し振り返ってみることにします。

 そもそもは、7年ほど前に私が社会福祉士の活動としてインターネット福祉相談室を立ち上げたことから始まります。間もなく高橋邦彰氏から「須田さんは、私と同じ股関節症ですか」とその相談室を通してメールが届きます。

 親子ほどに年の違う二人のコンビはここから始まります。

 続いて、社会福祉士の一般養成施設職員である伊藤康恵さんが参加します。(その後、高橋さんは伊藤さんの学校で社会福祉士受験資格を取得しました)

 こうしてwelfare-net21は須田、高橋、伊藤のトリオで始まります。

 取り組んだのは、今と同じ相談室の運営と掲示板の設置そして受験生への応援でした。高橋さんは、我々のオーダーに応えた機能を持つ相談室と掲示板を作成してくれました。その過程で、彼はウエッブデザインの腕をぐんぐん磨きます。その後、ホームページ作成代行業の看板をあげるまでになります。我々は、彼の技術を発揮する場を考えたと言ってもいいかもしれません。

 掲示板の設置には、それぞれにきっかけ、歴史があります。中でも、介護保険導入で世間が湧いていた時期に設置した介護保険の掲示板は、アクセス数も多く、マスコミにも随分と取り上げられました。介護保険の導入と定着に寄与した功績には、大なるものがあると言って過言ではないと思います。

 さて、社会福祉士としての活動から出発していますので、welfare-net21に集まっている者は、ほとんど社会福祉士です。2000年のインターネット博覧会には、社会福祉士の社会的認知向上を目指して参加しました。社会貢献賞という大きな賞をもらいマスコミ各社は、「無名のwelfare-net21が金星」と報道してくれました。こうして、福祉相談室や掲示板を維持発展させてきましたが、2002年12月高橋邦彰氏は急逝します。ホームページ作成の大黒柱を失いサイトの閉鎖も考えましたが、経過を承知しているK氏の所属企業にて運営しているwel.ne.jp が応援を申し出てくれました。Welfare-net21にとっては、まさに救世主です。高橋さんのお兄さんも交えての三者協議でwel.ne.jpに継承をお願いすることになります。

 そして、昨夏からwel.ne.jpとwelfare-net21は新しいサイトの検討を始めました。それは、沢山ある掲示板はwel.ne.jpにその管理を全面的に移行し、welfare-net21は新しい機能を持った福祉相談室と新たにピアサポートに取り組むというものです。

 いずれは、これらをNPO法人で取り組むことが出来ればとも思っています。

 最後になりましたが、このことを天国にいる高橋さんに報告したいと思います。

 

2004年1月25日

welfare-net21代表 須田幸隆