[ご挨拶 ~ NPO法人ウェルへの運営移管にあたって ~ ]
ソーシャルワーク・社会福祉士
ソーシャルワーカーとしての社会福祉士育成とソーシャルワークが展開できる社会システムづくりを語る掲示板
以前masaさんもこのことについて書き込んでおられましたが、私は公立施設の民営化については反対です。
都立施設も廃止や民間移譲の方針が打ち出されています。都立福祉施設改革推進委員会の報告書では、「都立福祉施設の歴史的使命は終了した」とし、「都が、福祉分野において果たすべき役割は福祉システムを適正に維持、向上させること」としています。果たして都はマネージメントの機能のみを果たしていけばいいのでしょうか?私は、自治体として、サービス提供に対する直接的な責任を果たさなければならないと思います。都立福祉施設からの全面的な撤退は、自治体としての責任を放棄することにほかなりません。公立施設には公立施設として果たしていく役割があると思います。MSW銀次さんのいわれるように、民間の不採算部門を担うこともそうでしょうし、誰もが安心して生活ができるしくみを守るセイフティーネットとしての役割もあると思います。
特に障害児施設は、重度児、行動障害児、医療的ケアを必要とする児童が増加しており、民間施設に比べて職員体制が充実している公立福祉施設がそのような重度時を積極的に受け入れることが公立施設には求められているんじゃないのかなぁ。
公立も民間も同じことをやっているのでは、公立の存在意義がなくなります。基本的な業務は同じでも中身を民間と差別化し、住み分けをしないとこれからの公立施設は生き残れないのではないでしょうか?それは、のりさんやけいすけさんやかずさんのいわれるような役割を公立施設が果たしていくことだと思います。
私も反対したい☆
しかし、私のところの過疎の市でさえも、公立の児童館は近い将来民間の幼稚園に変わろうとしています。
東北のとある知事さんは北欧のように、障害者の大規模施設はいらない。(ちょっとそれたかな)
皆さんがおしゃっているいるように、公立の施設には重要な意義・役割が存在すると考えます。が、世論と財政難が背後霊のように付きまとってきているのです。
福祉施策でさえも例外はないようですね。
結局のところ体力(余力が)が低下してきている時に新たな波がくるだろうと予言され、それを予測して必死に対応しようとしているのではないでしょうか。
また、公立の施設のなかには市場原理を重んじ、民間と同じようなスタンスで運営しようとしているところが多いのが現状じゃないでしょうか。すなわち公設である役割を十分に果たせない施設が多いように感じています。このままでは・・・危惧するところですね。
現実の問題として公立施設の役割を果たしきれていない施設が多いじゃないでしょうかね。あるいはそこそこ果たしていても他施設との差が見受けられないか。
それを民営化させて体質改善せざるを得ないようにするかあるいは他の方法で改善するかはそれぞれの公立施設の課題と現状を整理してからの議論じゃないでしょうか。
(先にレスがついているmasaさんと、私は別人のmasaです。混乱するでしょうが私も長くこのHNを使ってきていますし、このHNでサイト管理も行っていますので同じで失礼します。区別は投稿記事にURLがついているか、いないかで判断してください。)
さて公立施設が果たすべき役割は、民間施設のケアの品質が向上することによって、過去の歴史的意味合いでの必要性は薄くなってきているのも事実なのではないでしょうか。特に私は自分が関連している高齢者の福祉施設の現況からはそう感じます。その中で、
>重度時を積極的に受け入れることが
>民間施設にはない質の高いサービスを提供することで
これは高齢者福祉の分野でも公立ホームの果たすべき役割の一つと思われます。これらの機能が実際果たされているのかということが問題と思います。しかし地域差はあると思いますが高齢者福祉施設に限って言えば、公設施設は民間のリーダーとなり得るような高品質サービスを必ずしも提供していないし、民間の社会福祉法人の方が高品質サービスに対する提供体制が進んでおり、重度痴呆の方、医療ニーズの高い方など、困難ケースの受け皿は民間社会福祉法人の方がその役割を担っているところが多いのが現状と思います。
一律の公立廃止や民間移譲はいささか乱暴すぎるように感じますが、費用対効果の面も含めた議論がなされる必要もあろうし、公立の必要性を、専門家のみならず、国民の皆さんが納得理解できる形でもって、その実践内容から評価されることが必要と思います。
なお下記URLの掲示板で、高齢者施設の民間、公立の役割、必要性について過去に議論したことがあります。掲示板過去ログの『措置について(措置のメリットデメリットなど)』を参照してください。
近く、高齢者ケア付き住宅の生活援助員(LSA)として働くことになりそうなのですが、上司にヘルパー2級をとるように言われました。まあ2級の資格を持ってた方がいいでしょうが、老人福祉法第168号でも資格については触れられていません。
確かに、とある高齢者ケア付き住宅の職員採用の受験資格にヘルパー2級か介護福祉士とありました。法的根拠はないですよね。
社会福祉士でLSAの方いらっしゃいますか?
思いっきりグレーゾーンですね。強いニーズがあるから積極的な保険者もあれば、胡散臭いのはご勘弁してよという保険者もいるようです。
>まあ2級の資格を持ってた方がいいでしょうが
何の業務をするのかにより必要性はことなってくるのでしょうが、介護するのであれば必要でしょう。
大抵、介護保険を利用していただく上の住宅であれば、無資格では報酬をいただけませんからね。
>社会福祉士でLSAの方いらっしゃいますか?
いるでしょうが、社会福祉士として業務をしている方は ん?
ですね。
併設で事業所がある場合はその事業所のサービスを提供していく(良くも悪くも)はずです。
社福士として、できるだけ透明性の高い、かつ風通しの良い運営していくよう心構えが必要ですね。
その為に第三者評価システムを学んでいくことも重要。
くれぐれも5分の安否確認で身体介護1を計上しないように!
追記。
本当の【シルバーハウジング】であれば、実施主体は市町村ですよね。
私のレスはそれ以外のもの(民間実施)として、記してありますので一笑してやってください。
久しぶりに訪問しました。
まきお さん
>こちらの勘違いでLSAではなく、高齢者向けアパートの職員でした。
高齢者向けアパートに、ヘルパー2級か介護福祉士が必要なことが危険なのですよ。
これに看護婦(士)が付けば完璧ですね。
「介護ハウス」ご注意下さい。
病院のソーシャルワーカーをしてるんだけど、その中で最近すごく嬉しいと思うこと。
患者様のご家族と面接してるときにふと「貴女は社会福祉士さん?」って訊かれるの。
「そうですよ。どうしてですか?社会福祉士って良くご存じですね」って言うと「実はウチの子も社会福祉の勉強をしてるんです」とか「姪が社会福祉系の大学を出て社会福祉士の試験を受けたんです」って言われるの。
家族や親せきが社会福祉系の学校へ行ってるから知ってるだけなんだろうけど、そうやって興味を持ってくれて面接場面において色々と言ってくれるのってよくない?
顔がフニャフニャになりそうだったよ…。
本当にうらやましいです。
私はMSWとして7年目ですが「あなたは社会福祉士さん?」を聞かれたことはないです。
医療相談は厳しい相談が多いので、1日とか2日で信頼関係を築いて話し合いをしなければなりませんが、相手が社会福祉士のことを知っていると、なんとなく気持ちがちがうのでしょうね。
社会福祉士の資格ってこれからの資格なんでしょ?
まだできて過渡期なんでしょうね
お給料とか他の大卒での民間資格に比べても信じられないくらい安いけどこれからあがっていくんでしょうか?
私は、今、社会福祉士を目指して通学制の学校に通っています。介護支援専門員ができてから、社会福祉士の資格の意味が薄くなってるような気がしています。現場では社会福祉士よりも介護職員や、ケアマネの方が求められてるような感じがするんですが・・・実際、どうなんでしょうか?
要するに、社会福祉士資格だけじゃダメってことでしょう。
この資格作った京極っていう先生が「日本の福祉士制度」という本書いてますが、社会福祉士って、単なる基礎資格にすぎないみたいですね。社会福祉士の上に、専門分野に合わせて、精神保健福祉士とかケアマネとかを上乗せしていって本物のソーシャルワーカーが完成する、という扱いみたいですよ。(詳細は、先述の本の38~39ページ)
だから、施設のボランティアとかアルバイトなどで、「私は使える人間です」というのをアピールするのが得策かと。
単刀直入でいいですね…。ひでさんが社会福祉士を目指している動機が良くわからないのですが、ひでさんがこういう仕事をしていきたいという過程で、社会福祉士の資格が生かされると思って勉強していることだと思います。それをどのように仕事に生かすかはあなた次第です。使えなかったら首になるので、もう社会福祉士の資格を取得しようとするのは辞めますというのもそれはそれで一つの選択肢として良いかと思いますが…。
基礎資格であったり出発点であったりするのは基本的に多くの資格が同じだと思うんですがね。せめて相談援助職の「足きり」の条件にぐらい使ってくれてもいいじゃないかと思いますが。
保険でも介護福祉士は条件なしでサービス提供責任者になれるのに社会福祉士も無条件で介護支援専門員の研修受講資格の受験資格ぐらいあっても良いように思いますが。
けっこうなお金と時間を投資した割にはあまりにも他資格と比べてアドバンテージがなさすぎなように実際思います。
資格を取得したあとも自己研鑽が大事と言われますが地方の薄給の若者には資金と得るもののつりあいが取れないし。。。