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介護予防・地域包括支援
介護予防、自立支援、地域包括支援センター等に関する掲示板。介護職の方だけではなく保健師さんもどうぞ!
経済的虐待の考え方について、混乱しております。
市町村の虐待担当者、管理職、法律家の方からの回答をお願いいたします。
精神疾患(妄想あり、欲求情動のコントロール困難)があり、精神保健福祉手帳、自立支援医療受給中の子どもと自立した親の世帯。
子どもから親に、暴言、暴力、金銭の要求がある。
子どもを親が養護している状態で、高齢者虐待防止法上の養護者には該当しないと思われる。
そのため、精神症状による親への怒鳴りや暴力などは、養護者による心理的虐待や身体的虐待には当たらないと考える。
金銭の要求については、親が暴力・暴言を避けるため、不本意ながらお金を渡している状況。その負担ともともとの経済的状況から、親に借金がある。
法律上、経済的虐待については、養護者でない親族によるものも虐待とすることになっている。
親が子どもに不本意ながらお金を渡してしまうのは、暴言や暴力を避けるためであり、消極的選択の結果である。
この事例における金銭の要求に屈する原因(子どもの暴言・暴力)は、心理的虐待、身体的虐待とせず、金銭の要求については、親の積極的な同意がないものとして、経済的虐待ありと判断すべきかどうか。
個人的には、虐待と考えないケースです。
これは、精神疾患の方の暴言と暴力、恐喝でしょう。
家族が子供さんをどうしたいのかにもよりますが、警察に相談しても良いケースだと思います。
まずは、入院治療が必要なのではないですか?
養護者が被養護者に対して行うのを虐待とし本件がこれに該当しないなら虐待ではないと考える。となると本件は家庭内で行われる暴力行為となり分類したいなら経済的暴力と言えるのかもしれない。以前は未成年によるものが最近ではDVと呼ばれるものと同等と思われるけれど法整備は遅れている分野かと思う。
養護者以外に高齢者の親族も経済的虐待の対象となりますが、このケースの場合、子にお金を渡す要因として、加齢による判断能力や身体能力の低下はあるのか、も論点になるでしょうね。しっかりしておられて、自らの考えで息子の暴力を諫める為に金銭を渡しているのであれば、虐待には当てはまらないでしょう。
望むように動いてくれるかは分かりませんが、他の相談機関と連携しる必要があります。
高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律
3 この法律において「高齢者虐待」とは、養護者による高齢者虐待及び養介護施設従事者等による高齢者虐待をいう。
息子が擁護者で無いのとの事なので、法令に則れば「高齢者虐待」にはならない。ただし別の問題があるので支援者の介入は必要と思われる。
市営住宅に住んでいる者ですが、隣のおじいさんが最近体調が悪く買物を頼んできたりします。私だけじゃなく周りの住民にも同じように色々な頼みごとをされます。区長が市に相談したところ、そのおじいさんは借金がありヘルパーさんなどをお願いするお金がないそうです。
市の人が生活保護を申請するように言っても車を手放したくないと言って拒否しているそう。最近はお部屋の中がゴミにまみれおしっこの臭いもすごくしています。認知症はないそうで、自分で色々考えただで近隣の人に色々なことを頼んでいるそう。私を含め周りの住民は迷惑しているのですが、一体どうすればよいですか?
地域で支え合うとか言われていますが、中途半端な支援ならしない方がいいかもしれない時期ですね。
今、本人なりに何とかなっているから、市の人の提案も受け入れないのかもしれません。
つまり、個人的に頼まれても応じない、断る、迷惑だと伝えてもいいと思います。
本人がどうにもならなくなれば、公的な支援を受け入れるかもしれません。
今はそのタイミングを見守る感じでしょうかね。
こういったケースは、怪我や病気、入院などのタイミングで一気に状況が動くことが多いです。
80代の一人暮らしの父親について相談です。
父親は少し認知症の症状あり数年前から兄夫婦が金銭の管理をするようになりました。
通帳やこれまでの預貯金すべて現在兄夫婦が預かっていて妹の私は見せてもらうこともできません。
父からは「食べるものがない」と連絡が来るので私が自分のお金で食料を買って届けています。
そのお金を兄夫婦に請求しても無視され、全然渡してくれません。
兄夫婦は1週間ごとに父宅を訪問し安売りされているパンを一袋置いていくようです。
父は兄夫婦に不満は言わず、というより認知症でそこまで考える能力がない感じです。
包括支援センターに相談したら成年後見制度の申し立てをするように言われましたが、申し立てにもお金がかかるようで、また私が後見人になることも少し抵抗があります。第3者に頼む方法もあると言われましたが、その際も報酬など支払う必要があると聞き悩んでいます。
父は職人だったのでおそらくさほど年金額は高くないと思います。ただ、贅沢のしない人で貯蓄はしていたように思いますが、それも残っているかどうかさえわかりません。
マリン様早速のお返事感謝申し上げます。
兄夫婦とはもともと良好な関係でしたが、父のことで徐々に関係が悪化してしまいました。2年ほど前に兄宅へ行き通帳を見せてほしいとお願いしに行ったら怒鳴られてそれ以来電話をしても出てもらえません。
話し合いを行うにはどうしたらよいのでしょうか?二人兄弟で頼れる親戚も共通の友人もおりません。近所の人や民生委員さん父のことを心配し兄嫁に連絡してくれたりしているのですが「毎週食料届けているのに他人が色々人の家のことを言うな」と大きな声で怒鳴られたそうです。
父は一人暮らしをしているのでさほどひどい認知症ではないと思いますが、物忘れ外来を受診し検査したところ軽度の脳萎縮と言われました。現在要介護1の認定を受けています。私は毎週1回は訪問しているので、生活状況を観察しやはり兄夫婦からはさほど食料は届いていないと確信しています。
私も体の状態があまり良くなく、もしもわたしが倒れてしまったら父はどうなるのか心配でたまりません。
- [3]
- 2022年6月28日(火) 0:25
こんばんは。
社会福祉士試験に向けて勉強中の者です。
お役に立てるかわかりませんが、私の知識を置いておきますね。
申し立てに必要なお金は約4000円なので、申し立て自体はさほどたくさんのお金は必要ないのではないかと思います。
ご心配なさっている第三者に依頼した際の報酬については、1000万円以下の資産で概ね月2万円程度です。
その捻出が難しい場合には「成年後見制度利用支援事業」というものがあります。
「成年後見制度利用支援事業」+「お住いの地域名」で検索をかけると自治体のHPにたどり着けると思います。
これに関してはいろいろと利用条件があります。
家族内の問題は難しいところではあると思いますが、虐待の可能性があるのなら悠長に構えている時間はないと私は思いますよ。
ちなみに、家族の一部が反対していても医師の診断など明白な根拠があれば後見制度は利用可能です。
ご家族のみが後見人を務めることに不安が残る場合は、弁護士や司法書士と一緒に後見人を務めるような形をとることもあります。
ここからは個人的な意見ですが…
支援センターや社会福祉協議会の説明がわかりにくかったり、あまり親身でないと感じたならば「法テラス」をおすすめします。当たる担当者にもよりますが、お役所よりは少し親身に聞いてくれて丁寧に説明してくれるのではないでしょうか?
利用料金はかかりませんから試してみられるのは一つの手段かと思います。
お父様のためにも、私は早めに外部に相談することをお勧めいたします。
お兄さんの金銭管理状況を確かめたいなら、関係悪化覚悟での話ですが、本人と共に銀行へ行き、取引履歴の開示請求をしてみるのも一つです。
ケアマネは付いているのでしょうか?サービスの利用状況や家族のサポートについてある程度教えてくれると思いますよ。ケアマネ不在なら、包括がサポートしてほしいケースですね。
あと、後見人等への報酬は確かに高額で、上記の方の返答の通りです。ただ、あくまで本人を守る制度なので、生活に支障がない範囲の報酬額を裁判所が決定します。あと、おそらく判断能力は後見ではなく保佐(ある程度自己判断できる人)程度かと思われますので、本人が後見制度を利用する事に対して同意する必要があります。
虐待の疑いがあるなら市町村に通報です。
対応、事実確認は市町村の責任です。
ご自身で確認とか何とかするような助言が書き込まれていますが、虐待の相談対応としては不適切な回答です。
包括に相談して成年後見制度を申し立てるよう言われただけですか…
後見人の話題が出ていますが報酬は気にしなくて大丈夫です。
ご本人の財産の中から生活に影響のない範囲の額になります。
娘さんに請求されることはないので安心ください。
申立て費用は自身で書類を整えるなら診断書も含めて2万程度あれば大丈夫です。
しかし、単独で成年後見申立ては急がず、専門職の支援を受けながら解決を図った方がよいです。
ケアマネ、包括がダメなら市町村に直接虐待疑いで相談して下さい。
虐待通報しても、いきなりお兄さんが責められたり裁かれることはないので安心してください。ご本人の生活を守るためにも必要と思います。
適切な解決方法が何かは具体的な相談でなければ答えようがありません。
虐待の事実がなかったとしても、お父さんの生活に問題があるなら、適切な支援を考えてくれるはずです。
市町村もダメなら…ダメな市町村もあるみたいですから…
自分ならしないような助言ばかりだったので書き込まずにはいられませんでした。
[5]の人の言うことには概ね共感できる。
『第二条4 この法律において「養護者による高齢者待」とは、次のいずれかに該当する行為をいう。
二 養護者又は高齢者の親族が当該高齢者の財産を不当に処分することその他当該高齢者から不当に財産上の利益を得ること』
虐待の疑いありだね。
『第七条2 前項に定める場合のほか、養護者による高齢者虐待を受けたと思われる高齢者を発見した者は、速やかに、これを市町村に通報するように努めなければならない。』
身体生命に重大な影響がある場合と違い、「努める」義務ではあるけどね。
『第九条 市町村は、第七条第一項若しくは第二項の規定による通報又は高齢者からの養護者による高齢者虐待を受けた旨の届出を受けたときは、速やかに、当該高齢者の安全の確認その他当該通報又は届出に係る事実の確認のための措置を講ずるとともに、第十六条の規定により当該市町村と連携協力する者(以下「高齢者虐待対応協力者」という。)とその対応について協議を行うものとする。』
事実確認と対応についての協議は市町村の役割。相談を受けた者の推測で「虐待じゃないのでは?」と判断すべきものではない。
社会福祉士を名乗ったり、目指したりするのならこれくらい知っておくべき。権利擁護に敏感にならないと。
相談の内容からして、成年後見制度につなぐのが解決策の一つとは思うけど、それだけが答えじゃない場合がある。
兄妹間での解決は難しいだろうから虐待疑いで市町村へ相談し客観的な判断を求めることは投稿内容の情報も少ないので必要なことだと思う。兄には使い込みや着服を疑うしネグレクトも考えられるかも。兄の主張がないとか買物の事後報告をする妹にも何らかの問題があるようにも思う。
触れてないので介護サービスの利用が全くないんじゃないだろうか。何にせよ第三者の介入が必要な状況ではあると思う。
よろしくお願いします。
要支援2で70代の独居の女性の知人より
「包括から見放されて困っている」と相談されました。
話によると、彼女が通っているデイサービスで、経済的な理由でサービス料の滞納をしてしまい、支払いが遅れている中、包括のケアマネから「あなたはルール違反をしたので、今のデイサービスは利用できなくなりました」と言われ、「今後は他のデイサービスも利用できませんよ」と言われたとのことです。
確かに滞納したことは悪いことですが、滞納分を納めた後も、そこのデイサービスの利用は無理でも、他のデイサービスも今後利用ができなくなるのでしょうか?
また、その場合、今の包括からのサービスも一切受けられなくなるのでしょうか?
教えてください。
滞納分を後から収めたのに、サービスが継続できない、または他の所が使えないというのはありえません。
おそらく、その知人女性が他に迷惑になることや、著しいルール違反があったから停止になったのだと思います。
隠しているか、自分が正しいと思いこみ、自分のやったことが分からない可能性もあると感じました。
包括は市町村管理のもとで運営している機関です。支援対象の市民が相談しているのに、対応しない事はありません。もし対応してくれないなら、市町村の介護保険を扱う窓口等が苦情の窓口になっています。
友人という立場で一度その包括へ本人が困っている事を代わりに連絡してあげたらどうでしょう?個人情報の関係がありますが、場合によってはある程度の状況が聞けるかもしれませんよ。
知人寄りの見方になるのは仕方ないと思いますが、知人の話を真に受けないようにしましょう。知人が困っているという認識かもしれませんが、困っているのはデイであり困らせているのは知人です。
>サービスも一切受けられなくなるのでしょうか?
明確なルールはないと思いますが利用できるところがあったとしても滞納先が増えるだけです。迷惑なので他を探すことはやめてください。
過疎地域で包括のケアマネをしている者です。
私たちの地域では現在介護職員がかなり不足しており、特にヘルパー不足が深刻です。
新規でヘルパーの希望があっても私達が担当する要支援者・事業対象者の方々は待っていただいたり、民間サービスで少し様子を見ていただくことが多くなっています。
しかし住民からは「保険料は納めているのに、利用したいサービスが使えないのは理不尽である」「以前から利用している人は3回来てもらっているのに自分たちは1回も入ってもらえない」と不満の声が多く寄せられるようになってきました。行政の方々にもこのような状況はお話ししていますが、なかなか改善には至りません。
同じように過疎地域や人材不足で困っている包括の方はいらっしゃいますか?
地域ケア会議の場や介護保険運営協議会で似たような相談をしています。
ただ、人手不足やサービス不足には、自治体にもこれと言った解決策がないのが現状です。いくら募集しても人は、過疎地にはきませんからね。
考え方としては、特別養護老人ホームの入居待ちでしょうか。保険料を払っていても部屋が空くまで利用はできません。通所介護や訪問介護もそれと同様だと考えるしかないかと。
ちなみにですが、当自治体では、近い将来包括ケアマネも足りなくなりそうです。職員も高齢化していますので包括でさえいつまで維持できるやらと悩んでいます。