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ソーシャルワーカーとしての社会福祉士育成とソーシャルワークが展開できる社会システムづくりを語る掲示板
私は福祉系の大学を出て、相談員の職について、退職後に社会福祉士の資格を取って、今に至ります。私は専門学校についてはよくわかりませんが、4年間大学にいても別に知識や技術は身につきません。やっぱり、こういう職種は現場に出て学ぶことが多い気がします。ボランティアなどで現場を知る機会を作ることが大事だと思います。福祉士は専門学校なら実務経験があって初めて受験できるものですから、資格を早く取るなら福祉系の大学にはかなわないでしょう。
児童のどういう仕事をするかによって持つべき資格は違うでしょう。児童の施設ではやはり保育士が身の回りの生活を援助する場面が多いのではないでしょうか。私が見た施設は例外なのかもしれませんが、知的障害児の施設で、大卒を取るのは経営的に難しいので、児童対応になれている保育士を取っているところでした。施設によって考え方は違うと思うのでこれはほんの一例だと思ってください。
ちなみに児童相談所は地方公務員ですよ。公務員試験をパスすることが大変だと思います。
まずは、福祉の現場で何をしたいかを考えてみてください。どんなことに興味をもっているのか。そこからはじめてみて下さい。
児童福祉の分野で一番求人の多いのは保育所です。
養護施設や障がい児の施設では保育士と児童指導員等(生活支援員)が配置されます。児童指導員等は社会福祉士である必要はありませんが、社会福祉系の大学を卒業した方も沢山います。
これまで保育所は通所している児童の保育をしていましたが、地域の子育て支援などソーシャルワークを展開する方向も検討されています。
社会福祉系の大学の中には子ども福祉科等の学科名で社会福祉士と保育士の両方の受験資格を得ることができるところがあります。
学校にいっても知識や技術が身につかないとは私は思いません。まったく学校に行かなかった場合と比較すれば得るものはあると思います。でも、卒後すぐに一人前の仕事ができるようになることは大変でしょう。これは福祉の世界に限った事ではありません。建築士しろ弁護士にしろ公務員でも営業や技術の会社員でもそれぞれの専門の学校を卒業したからといってすぐに一人前の仕事ができるわけではありません。
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