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介護疲れの無理心中

  • MSY
  • 2003年8月14日(木) 11:42
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030804-00000063-mai-soci

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030708-00000104-kyodo-soci

 このような事件の度に思うのですが、発見したヘルパーや担当ケアマネ、そして残された遺族の心情を察すると本当にやり切れません。
 私は某県ケアマネ協会のHPを担当しており、HP開設(H13)から、インターネットニュースで”介護保険、デイサービス、介護支援専門員、ケアマネジャー”などのキーワード検索を始めましたが、このような事件が数カ月おきにヒットします。

 制度論なども大切ですが、もっと世帯(家族)全体を援助していく視点が必要であると思います。しかし、そうなると「ではどこからどこまでがケアマネの仕事なのか」と、結局制度論的な話になってしまい、民生委員は、市町村は、福祉事務所は、あるいは在介センターは、と責任転化のような議論になってしまう可能性もあります。
 処遇困難事例では「ケママネだけで抱え込まずに、行政等に相談して・・・」という話をよく聞きますが、「どのようなケースの場合にどこへ相談すべきか」とか「このような問題にはここへ」というマニュアル的な部分を用意しておかないと、ソーシャルワーカーあがりのケアマネでしたら得意分野かもしれませんが、他の職種の方だと難しいこともあると思います。

 このような事件となってしまったケースを担当していたケアマネが困難ケースと認識していたかどうか、あるいは結果論なのか、その辺りも問題ではあります。

 いずれにせよ、この掲示板などを利用して積極的に他者の意見を求めたりすることができるケアマネ、またそういう環境(ネット利用)にある方はいいのですが、できない場合に地域に相談できる仲間がいるか、団体や窓口があるのかを考えた場合、ほとんどのケアマネが1人で抱え込んでいるような気がしてなりません。


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  • [1]
  • 二上 浩
  • 2003年8月14日(木) 13:37
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MSY さん 情報ありがとうございます。
「介護問題」の ふたがみ です。
「介護にかかわる、家族・親族の問題」を発見できる地域の連携、コミュニティー作りがHPのテーマです。

ご提供の記事を「介護問題を集めました」で紹介させていただきます。
http://www1.tcnet.ne.jp/kaigoken/newpage2kaigomonndai.htm

>制度論なども大切ですが、もっと世帯(家族)全体を援助していく視点が必要であると思います。
>民生委員は、市町村は、福祉事務所は、あるいは在介センターは、と責任転化のような議論になってしまう可能性もあります。
>「どのようなケースの場合にどこへ相談すべきか」とか「このような問題にはここへ」というマニュアル的な部分を用意しておかないと・・・。

在宅介護支援センターが地域の連携の要になる必要性を感じています。
実践例をご紹介しながら、その必要性を訴えています。
この度、インターネットで行政(議会)・市民・専門職をつなぐ事が出来ました。
ご参照下さい。

  • [2]
  • 元CW
  • 2003年8月15日(金) 9:33
  • 削除する

二上さん、「いざというときは市町村(あるいは在宅介護支援センター)」というようなことは、ケアマネージャーのテキストには載っていないのでしょうか?(例の明らかな間違いの件はご指摘いただきましたが) 法令解釈の些細な部分より、よっぽど重要ではないかと思いますが。
あるいは、ヘルパー養成研修、事業者の指導監査(集団指導)などで、MSYさんご提案のマニュアル的な部分について、そのエッセンスだけでも広めることはできないものでしょうか。

  • [3]
  • 元CW
  • 2003年8月15日(金) 10:40
  • 削除する

念のため、「法令解釈の些細な部分」云々はテキスト製作関係の方々に向けた要望で、二上さんの以前のご指摘の件ではありません(あれは重要なご指摘と認識していま。)。

  • [4]
  • 二上 浩
  • 2003年8月15日(金) 16:36
  • 削除する

元CW さん 私も元在宅介護支援センターCWですので、インターネット情報と先日市内の施設訪問をした感触からしか言えないのですが、高岡では私の実践の灯火は消えていました。これからといったところです。

>「いざというときは市町村(あるいは在宅介護支援センター)」というようなことは、ケアマネージャーのテキストには載っていないのでしょうか?

基本テキストでは、ケアマネジャーは地域・民生委員との連携の必要性については書かれていますが、これは利用者・対象者を中心にした地域との結びつきです。
そこで、私が不定期ではありますが、地域向けに発送している「介護研ニュースNO9」(8月4日発行)で先に全国在宅介護支援センター協議会が発表した『これからの高齢者介護における在宅介護支援センターの在り方について-中間報告-』について触れておりますし、そのリンクから全文も読んでいただけます。
http://www1.tcnet.ne.jp/kaigoken/newpage2nixyu-suno9.htm

それと、ページの一番下にあるリンクで「介護問題と地域の連携」に戻っていただきますと、ニュースの「新事業特集」があります。
このページでは、先に市担当課と新事業「コーディネーター制度」に関する意見交換(懇談)をした時に、過去の実践からお伝えした内容を見ていただく事ができます。

そして昨日、市のホームページにもリンクしていただきまして、「在宅介護支援センターの地域活動」が地域に浸透していくように、陰からではありますが応援できる準備だけは出来たのかな?と思っています。
先進的な地域もありますが(同じリンクページに素晴らしい地域活動も紹介しています)、大体横一線といったところではないでしょうか?
よろしかったら、参考にしていただきたいと思います。

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