2024年8月12日 当サイトの運営が日本コンピューター株式会社に移管されたことをお知らせいたします。
[運営会社変更のお知らせ]

障がい者自立支援法に係る事務や利用者への対応事例、法改正や制度改正に関するニュース、最新情報を語る場

新しい記事を投稿する 記事検索

自閉症への支援について

  • アバウトタイム
  • 2024年7月3日(水) 20:27
  • 削除する

自立課題に取り組む自閉症の利用者さんがいるのですが、以下の関わり方は正しいのでしょうか。

・こだわりに対して「やらない」「ダメ」と言って止めようとする。
・自立課題の手順を本人のやり方にする事に対してやや強めの口調で注意し、支援者側が用意した手順で行う様に従わせる。
・従わない場合、本人がこだわった事柄を(例えばボトルキャップの向きを揃えようとして課題が進まない場合、その向きをわざとぐちゃぐちゃにして)潰そうとする。

関わり方を見ていると、厳しいんです。こだわりを増やさない為らしいのですが、ただ、「やるな」と言ってるだけで代替案がないんです。

これが正しいとは到底思えないんですが、自閉症の方へのこだわりは厳しくする事が常識なのですか??


コメントを書く
  • [1]
  • とおりすがり
  • 2024年7月4日(木) 8:53
  • 削除する

正しいと到底思えないという感情は間違っていないです。
それを解決していくには知識と応用、さらに周りの職員を納得させる伝達力が必要です。
まずはこの方のケースについてもう一度冷静に分析から始められると良いと思います。周りの対応の仕方に不満や苛立ちの感情を持つと冷静に考えられなくなりますからね。このような関わり方は間違っているということを伝えるだけだと職員間の亀裂を生むだけです。研修はもちろんですが、ネットで検索でもたくさんの知識や対応実績、事例検討が出てきますよ。

  • [2]
  • 講師
  • 2024年7月4日(木) 15:28
  • 削除する

・「やらない」「ダメ」と言って止めようとする。
→言語や否定文の静止は効果がないです。


・自立課題の手順を本人のやり方にする事
→これは認めない方が良いです。どの課題も自分流になってしまう為、流れに沿えるように教えていきますが、その方がわかる流れを見付けるところからです。
・やや強めの口調で注意
→修正ではなく正しいやり方を伝えます
・支援者側が用意した手順で行う様に従わせる
→用意した手順で出来ない場合は、手順の見直しや示し方の見直しや課題そのものを見直します。支援者側に合わせるのではなく、本人がわかるような流れを示します。


・従わない場合
→その課題を出すのをやめて別の課題を出します。最初は1対1で教えて、教えた流れでできるようになったら1人で行います。

自閉症の方へのこだわりは厳しくする事
→厳しくは効果がありません。理解できるように伝える・準備をする。

自閉症支援は代替え案の連続です。うまくいっていないことは理解が出来ない内容になっているので、続けてもうまくいく可能性は低いです。2週間行ってダメなら代替え案を出していきます。

  • [3]
  • 通りすがり
  • 2024年7月5日(金) 8:07
  • 削除する

こんにちは

自閉症の方が多く通所されている事業所に勤務しています。

否定的は声掛けは絶対しませんし、言語指示の理解が難しい方が多いので、基本的には視覚指示でお伝えしています。

自立課題に関しては手順があるなら、それが伝わるように手順書だったりジグだったりを作成します。素材にこだわる(遊んでしまう)なら素材を変えるか、そもそもの課題設定を変更するかです。

ただ制止するだけではこだわりは変わりませんし、不安やストレスからこだわりが強く見られたり、違うこだわりも増えていくだけです。例に挙げている並べ直すこだわりがあるなら、並べる課題を設定するとか、その方の特性に合わせて設定していく必要があります。
まずは自閉症の障害特性の理解からのように思います。

  • [4]
  • tuiteru
  • 2024年7月5日(金) 17:41
  • 削除する

支援をする前にアセスメントができていないのではないでしょうか?

支援を問う前に適切なアセスメントをしてから支援した方が良いと思います。

  • [5]
  • はぁ、
  • 2024年7月5日(金) 21:18
  • 削除する

結構勘違いが多いけど、優しく接しても、厳しく接しても、効果は同じなんだよね。
研修で「否定はいけない」って言うのは、本質は否定的な言葉を使うことで、虐待が起きないようになんだよね。

自閉症の方は、怒られても分からないけど、褒められても分からないんだよね。どうせ分からないなら、褒めて行こうって話。否定的な言葉を使い続けると、支援者、家族の苛立ちが強くなるんだよ。

生き物は自分にとって不利益でなければ行動が止まらない。怒られて、叩かれてもそれは不利益にならないから行動が止まらない。じゃぁ、褒められたら?残念ながら利益も不利益もないから止まらない。
じゃぁどうすれば?ってなると、本人にとって利益になることを探し、その利益が得られたときに褒めることで、ラベリングをしてあげる。褒める言葉は最初は統一、徐々に細分化。
怒るときって、だいたい同じことしか言ってない。だから、強化されやすい。

駄目なことは駄目なので、「否定的な言葉を使うな」っていうのは、正しいとは思えないけど、そこに、根拠はあるのか?ってことかな。さらに、何も本人にとって利益がないのに褒めても、「よくわからないけど、よくわからないこと言われた」って思ってるだけだから、伝わってすらいない。

結果、
指示は端的に。(2個も3個も指示出しても?)
無駄に褒めない。(何言ってるの?バカにしてるの?)
無駄に怒らない。(何言ってるの?勝手に叫んでるし)
理解されないのは、指示が分かりづらいから。(何すればいいの?)
理解したと思っているのもだいたい間違い。(俺の心を理解できると思ってる?)
自分にとっての利益以外興味を感じていない。(報酬無くして実行なし!)
自分にとっての不利益を感じたら勝手にやらなくなる。(やなことあったから、やらなーい)
ってこと。

最新ウェル特集
平成30年4月以降の要介護認定制度について 2018年5月28日 (平成30年度介護保険制度改正)
平成30年度介護保険制度改正の概要について 2018年3月7日 (平成30年度介護保険制度改正)

コメントを書く

ハンドルネーム*
コメント*
削除パスワード* (6文字以上10文字以内)
※削除パスワードを紛失した場合、コメントの削除を行うことが出来なくなります。ご注意下さい。