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関連するニュースや法改正に関する情報から具体的対処事例まで、成年後見制度全般について語り合う掲示板
保佐人は「特定の法律行為」(財産に関する行為)は同意権(取消権)がありますが、身分行為(婚姻や離婚、養子縁組など)はそれらがありません。
従いまして、被保佐人が婚姻についての真実、意義を理解し、その意思に従って婚姻するのであれば、その無効や取消はできません。
被保佐人自身にその意思が無かったとか、婚姻届の署名捺印が偽造されたものであるなどの証明ができれば、被保佐人自ら訴訟手続きができます。
保佐人にできることは、被保佐人に「その意思」を確認し、婚姻の届け出がその意思と異なる場合は、被保佐人本人によって
無効確認の訴えができることを助言してあげることになります。
つばささん、ご心痛のこととお察しいたします。
結婚への願望は、未婚者の方々にとっては大切な人生の夢のひとつとも考えられます。一方で結婚により生じてくる相手方への責任・義務などのことは誰でも直面する結婚の一面でもあります。被保佐人であろうと結婚へのあこがれはあって当然のことであり、仮に結婚されることが決まったとするならば祝福すべきことと思います。
ただ、被保佐人の結婚への思いに乗じて利を得ようとするひとや、あいまいな態度により勘違いを生ぜしめている場合などには被保佐人の心が著しく傷つけられ、よって様々なトラブルが発生してくる可能性も考えられます。
そうしたことから保佐人としては注意深くご本人の結婚への思い、結婚相手の方のことなどをお尋ねになてはいかがかと思います。そうした場合には、もちろん暖かく見守るといったムードが大切であり否定的な態度や懐疑的な態度、口調などは慎まなければならないでしょう。これは老婆心ながら申し上げさせていただきました。いわずもがなの一言かとは存じます。
ただ、わたし自身のことを振り返ってみても数十年前の結婚の際には相手のことも何もなりふり構わず結婚へ突っ走ったというのが実際のところではありましたが。
支援者さん、5年目成年後見さんありがとうございます
現在の、在宅生活を支えるだけでも息切れしている状態で
結婚したら、今以上に問題が発生するのではないかと
思っています。
担当してから1年、次から次へと色々な問題が発生して
正直 60歳で再婚なんて 祝福できる感情ではありません
社会福祉士として、人のために貢献したいという
気持ちは もう 無くしてしまいました
「人を支援する資格など無いのでは」と自問自答しています
コメントをいただけただけでも気持ちが落ち着きました。
久々にここに来ました。気になったので投稿させていただきます。
実務と理念の狭間でのご心痛。素敵なことです。その自問自答こそ,身上監護に至る道なのではと思います。実態のない身上監護を意味あるものとしていくには,つばささんのような活動の積み重ねあるのみです。成年後見と婚姻に関する話題は,あまり見聞きしない様に思います。昨年の、成年後見法世界会議で,多くの演者が、限定的後見,ということを言っていました。横浜市では,社協が,後見的支援の活動を始めています。この掲示板の主宰者も関わっています。社会福祉士が関わる支援とはこういうものだということを是非示してこうではありませんか?結婚生活を支援している社会福祉士も少なくないと思います。ネットワークを活用して,助言を得ながら考えては如何でしょうか?
陰ながら,応援しています。
平岡さんコメントありがとうございました。法律行為に比べ身上監護は何処までを言うのか?行政など係わる人が多いほど、自分は何をしたら良いのか迷いますが、平岡さんのアドバイスを読み、社会貢献のために、この仕事を選んだ頃の初心に戻り支援して行く元気が出てきました。本当にありがとうございました。
保佐人付きの知的障害者と婚姻するのですが
被保佐人の財産管理は保佐人継続となりと聞きました。知的障害者の婚姻相手はすべてを任したいと希望しております、法律上は解除は難しいと聞いています ただ以前私と保佐人が話した際には保佐人担当を辞めたいと発言した事があるのに継続です と応えられ被保佐人も私も困惑しております
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